心電図ノイズ低減技術、米国展示会出展報告

 

米国での学会、Institute of Healthcare Improvement 5/14-16(IHI、オーランド) と National Teaching Institute 5/20-22(NTI、デンバー)に心電図モニタリング時の心電図ノイズ/誤アラームの低減技術の紹介を目的として参加してきました。展示はNew V-Key Technology(NVK)のブースで行われました。NTIは特に看護師が多く参加する学会であり、現場で多くの問題や課題に直面する看護師の皆さんと直接にディスカッションできる機会となりました。特に印象に残ったことは、私どもが社内で検証しBefore/Afterと言う形で示した波形は、誇張でも特別でもなく、まさに今日もいたるところの現場で起こっている深刻な現象そのものであって、それらがこのように改善され得ると言う事に対する驚きの反応でした。この問題が長い間解決されることなく続いてきた状況に、「心電図のノイズは避けがたい、解決不可のもの」との諦めにも近い感情が現場にあるのではと推察せざるを得ませんでした。HST、NVKはこの状況を改めて認識し、単なる自分たちの事業としてのみではなく、医療に携わる技術に責任を持つべきものとして、現場や企業を、関係するの皆さんの協力を経て、「正確な医療情報の提供/安全な医療」を追求、そして、訴えて行きたいと思います。

静電気ノイズサプレッション

米国学会展示会